災害対策

網入りガラス

ガラス修理隊

光熱費のコスト削減を考えるなら複層ガラスが有効的

網入りガラスは、一般的なフロートガラスの内部に金属線でできた網が挿入された構造のガラスです。
通常、ガラスは衝撃にものすごく弱くて衝撃を受けるとバラバラに割れてしまうことが多々あります。この網入りガラスを使用するとガラスが網により固定されることになるので、割れたとしても網により支えられて下に落ちることはないという飛散防止効果がある利点があります。
この構造によって準防火地域の窓ガラスとして網入りガラスのような防火ガラスの設置を定められている地域があります。準防火地域の窓ガラスとして使用される網入りガラスなのですがは防火設備として以外の機能もあるとされています。
網入りガラスは防火ガラスとしての構造上、ひび割れを起こしてもガラスが脱落することがありませんので地震による強い振動や台風のような強風にも一般的な窓ガラス以上の耐久性があると公示されています。
ガラスの脱落は、避難時の妨げになるだけでなく外部からの風が吹き込んだり開口部ができることによる侵入者の危険性を増大させますが網入りガラスはそういった不安を低減することができる安全性に良いガラスなのです。

当社では、z宣告を対象としたガラス・カギ・水道・アンテナ・害獣駆除・害虫駆除など、生活トラブル関連の業務を展開しております。さまざまねケースでお困りごとがあった時には、ご気軽に当社にご相談下さい。

複層ガラスの構造

複層ガラスは、2枚以上のガラス板を密着させ、その間に隙間を設けて気密層を形成したものです。一般的には、2枚のガラス板の間にアルゴンガスなどの断熱性の高いガスを封入しています。
複層ガラスは、単層ガラスに比べて優れた断熱性能と音響性能を持ちます。また、防犯性能や紫外線カット効果もあります。建築物の窓やドア、ショーケース、冷蔵庫の扉などに広く使用されています。
複層ガラスの構造は、以下のようになります。

●外ガラス板
一般的には、強化ガラスなどが使用されます。外部の衝撃や風圧などに耐えるため、強度が要求されます。
●内ガラス板
外ガラス板と同様に、強度が要求されますが、断熱性能や防音性能の向上に寄与します。
●気密層
外ガラス板と内ガラス板の間に、アルゴンガスなどの断熱性の高いガスを封入します。ガスの種類や圧力などが、断熱性能や防音性能に影響を与えます。
●シーリング材
ガラス板同士を密着させ、気密性を保つための材料です。通常は、シリコーンやポリウレタンなどの弾性材料が使用されます。

以上が、複層ガラスの基本的な構造です。このように複数のガラス板と気密層を組み合わせることで、高い断熱性能や防音性能、安全性、快適性を実現することができます。

耐久性
複層ガラスは、単層ガラスに比べて耐久性が高く、以下のような特徴があります。

風●圧・地震に対する耐性
外側のガラス板が風圧や地震などの力によって破損する場合でも、内側のガラス板が割れずに保護することができます。
●熱衝撃に対する耐性
急激な温度変化による熱衝撃にも耐えることができます。このため、複層ガラスは火災時にも割れずに保護することができます。
●対衝撃性
複層ガラスは、単層ガラスに比べて強度が高いため、衝撃に対しても耐えることができます。このため、建物の窓やドアなどに用いられることが多いです。
●耐久性の改善
複層ガラスの気密層にはアルゴンガスなどの特殊なガスが封入されているため、ガスの種類や圧力を調整することで、耐久性を改善することもできます。

ただし、複層ガラスにも劣化が生じる場合があります。例えば、気密層のシーリング材が劣化して気密性が失われたり、湿度の高い場所で内側のガラス板に結露が生じる場合があります。このため、定期的なメンテナンスが必要です。

熱伝導率が良い窓ガラス

熱伝導率が良い窓ガラスというのは、熱を良く伝える性質を持つガラスのことを指します。この性質は、断熱性に欠けるため、夏場には室内が熱くなり、冬場には室内の熱が外に逃げやすくなるという問題があります。
一方で、熱伝導率が高いガラスは、製造コストが低いため、価格が安くなるという利点があります。また、ガラスの薄さや種類によって熱伝導率が異なるため、使用する用途や目的に合わせた適切なガラスを選ぶことが重要です。
一般的な建築用ガラスでは、熱伝導率が高いものとして、単層の普通板ガラスや、薄い断熱ガラスなどが挙げられます。しかし、断熱性がないため、冬場は室内の熱が外に逃げやすく、夏場は室内が熱くなりやすいというデメリットがあります。
したがって、断熱性を考慮する場合には、断熱ガラスや複層ガラスなど、熱伝導率の低いガラスを選択することが望ましいです。これらのガラスは、複数のガラス層や、断熱材を挟んでいるため、熱の伝導が遮断され、より優れた断熱性を発揮します。

導入コストを比較してみる
熱伝導率が高い窓ガラスと、断熱性の高い窓ガラスを比較する場合、導入コストが異なることがあります。
熱伝導率が高い窓ガラスは、製造コストが低いため、価格が比較的安価であることが多いです。一方で、断熱性の高い窓ガラスは、断熱性能が高く、低燃費化や省エネルギー化に貢献することができるため、初期投資は高めでも長期的に見れば節約になる可能性があります。
ただし、断熱性の高い窓ガラスの場合、導入コストが高いため、総工事費用が高くなってしまうことがあります。そのため、導入前には、予算や目的に応じて、熱伝導率と断熱性のバランスを考慮して、適切な窓ガラスを選ぶことが重要です。
また、窓ガラスの種類やサイズ、枚数、施工方法などによっても、費用は異なってくるため、事前に業者に相談し、見積もりを依頼することが望ましいです。